私ははじめの手続きみたいなものが苦手だ。誰かと出会って「この人はどんな人なのだろう」と興味をもちその人と関わり始めること、逆に興味をもたれること。小説の世界に入り込むまでの時間。日記の書き出しとか。その手続きの段階で面倒くさくなり、ワクワクした気持ちだけを心の中に残してそっと離れてしまうことが多い。だからとりあえず、はじめの挨拶としてこの文章を残しておこうと思います。